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技術書の著者はもっと売る努力をすべき

「私は本を書くことの5倍、売る努力をします」

勝間和代氏がどこかでこういうことを言っていました。
日本人は商品を「作る」ことに非常に熱心であるがそれを「売る」ことに関心がないといった主張でした。

「この製品ってどこにこだわっているんですか?」という私の質問にルンルンで答えてくれる先輩技術者に、「この機種って何台ぐらい売れてるんですか?」と聞くと「知らない」と答えます。でも私も同じです。「どうやって売るか」より「どうやって作るか」のほうが興味があります。技術者ですからね。
「作るのは上手でも売るのは下手」というのは日本の製造業の根深い課題です。

ところで最近、というかずっと前から思っていたのですが、本の中でも特に技術書って内容がすごくいいものでも「著者はこの本売る気あるのかな」って本けっこう多くないですか?
本が売れるためには、まず想定読者に興味を持ってもらう必要があります。今、本のタイトルや表紙はよりインパクト重視になっている傾向があります。それは、書店で内容を確認せずにamazon等のネットサービスで本を買う人が増えているからということが関係しています。それなのに技術関連書籍の多くは、最近発売されたものでもタイトルも表紙デザインも微妙な感じで宣伝告知もない。本当にもったいないとよく思います。なぜそこに力を注がないのでしょうか。

さらにネットで本を買う人が増えてより重要になってきたのが、amazonのカスタマーレビューです。ネットで買う時も書店で買う時もよく参考にする人は多いでしょう。私もよく参考にしています。特に☆の数はとても大事です。☆2と☆5と☆0ではそれぞれ受ける印象は全く異なります。☆2や☆0の本より☆5の本を選んでしまうのは仕方がないことです。技術書は一般の本と比較してレビューがめちゃくちゃ少ないです。読者が少ない上にネットにわざわざレビューを載せる人も少ないからだと思います。

「技術書は一般の本と違って内容が大事だから、内容が良ければ(多少見た目が良くなくてもネットの好評価がなくても)売れる。amazonの☆の数にはそれほど影響されない」でしょうか。
私は絶対にそれは違うと断言できます。
私が学生時代に書いていた院試ブログでは、☆の数が多い技術書も☆0の技術書も良かったものはオススメとして紹介していますが、売れるのはいつも☆が多い本です。その傾向はもう本当にすごい顕著です。
すごく勉強に役立ったある本をブログでオススメしていたのですが、その本は☆0でほぼ売れませんでした。しかし気付いたらなぜか売上数が伸びていたので不思議に思ってamazonのページを見に行くと1件の☆5レビューがいつの間にかついていました(私じゃないよ)。
それだけamazonの☆は力を持っているということです。


というわけで…


技術書の著者あるいは出版社はタイトルやデザインや宣伝に凝らない(金かけない)ならせめて…



もう自演でもなんでもいいからとりあえず☆5二つと☆4一つぐらいつけときません?


っていうのどうですかね。☆5ばかりだとちょっと怪しいんで☆4もちょこちょこ忍ばせる感じで。
あかんか。

なんでこんなことを書いたかっていうと、最近仕事関係の勉強のために買った技術系入門書ですごく良かった本があったのですがamazonの☆0だったので、いい本なのに本当にもったいないなぁと感じたからです。

そして、この本もっと売れたらいいのにという願いを込めて初めてamazonレビューを書いてみました。
もちろん☆5!

ちなみにこの本↓
新人製品設計者と学ぶプラスチック金型の基礎新人製品設計者と学ぶプラスチック金型の基礎
(2011/01)
伊藤 英樹

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