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2014年04月

飲み会スルーマンへの道のり

会社に入ってから飲み会がすっごい多い。
私が把握しているだけでも主要な懇親会とか同期飲みがもう7-8回ぐらいあったらしい。
らしいというのは、私が行ったのはそのうち2回だからだ。
今日も新しいグループの懇親会的飲み会があったのだがスルーさせてもらった。

飲み会が嫌いとかじゃないけど、そんなする必要ないでしょって思う。
早くたくさんの人と仲良くなりたいという気持ちはわかる。私だってみんなと早く馴染みたい。だがそこにかけなければいけない業務外の時間とお金のことを無視はできない。

ということで私は今、飲み会スルーマン運動を推進中である。(笑)

飲み会スルーマンといっても、ただ飲み会を拒否し続ければいいという単純なものではない。
それじゃただのノリも感じも悪い奴と思われ、同期の輪から浮いた存在になってしまう。

したがって、やはり行かねばならない時は行く必要がある。
具体的には、グループ(大人数)のほぼ全員が揃いそうな時や主要な先輩社員が参加する飲み会だ。
こういうものはオフィシャルに近く、かなり前もって日程が調整されている。このタイプの飲み会を欠席してしまうとあまり印象がよくない。よっぽどのことがない限り参加しよう。そして参加するからには、しっかり周りの人達とコミュニケーションを図ろう。有意義な飲み会になるようできるだけの努力は必要だ。

一方で、日程調整もそれほど入念に行なわれないような突発に近い飲み会はどうしても行きたいというのでなければ行く必要はない。
このタイプの飲み会は、コストパフォーマンスがとても悪い。時間もお金も前者と同じぐらいかかるわりに、新しく得られるものが少ない。お酒を飲むこと自体が好きな人の集まりだからだ。私はお酒を飲むことは好きだが、このタイプには極力参加しないことにしている。
とはいえ、このような飲み会を繰り返すことで仲良くはなっていくのは事実だし、普段なかなか話せないようなことも話せたりするだろう。

だから、飲み会スルーマン運動を推進するなら、その分どこかで埋め合わせる必要がある。
それは勤務時間内しかない。会社にいる間にできるだけ皆と交流するよう努力しなければならないのだ。
これがけっこう大変というか、コミュ力が高い人ならなにも問題はないのだが、私のように自然に振る舞うと一人で黙っているタイプの人間にとっては、周りの人達との交流は、努力だ。飲み会をスルーしている分、少し余計にコミュニケーションをしてみている。
そんな余計な努力をしてセーブした時間とお金はけっこう貴重で、積もり積もると馬鹿にならない。
ぜひ有意義に使いたいものである。

大事なことは、実際に飲み会に行くか行かないかではなく、行く行かないを自分の意思で選択するということだ。
あんまり乗り気じゃないけど周りに流されてとりあえず行くというのが最悪のパターンだ。
行くなら目一杯楽しみ、行かないなら埋め合わせる努力を考えた上でその時間やお金を有意義に使うという、メリハリをつけたいものである。
それが、飲み会スルーマンの流儀ではないかと思う。
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新入社員研修が始まった

長い学生期間が終わり、社会人としての生活が始まりました。
研修三日目を終えての雑感を淡々と書きます。

ぼくが入社した会社は新入社員が数百人単位でいるので、最初の研修は20人ぐらいのグループに分かれて行います。学校のクラスみたいなもんです。先生役の社員が各クラスに1人います。

どこの会社の研修でもよくあると思うんですが、最初の一日目は、同じクラスになった人同士を早く仲良くさせるために自己紹介やら名前覚えゲームやらをやらせます。
苦手なんですよねこういうのすごく…
「ここで早くみんなと仲良くならないとどんどんおいてっちゃうよ!」っていう無言の圧力みたいなものを勝手に感じてしまいます。こういう時あんまり無理に明るいキャラを演じてしまうと後で辛くなることを経験的に知っているので、無理しない範囲でできるだけ明るく振る舞いました。
自己紹介では、「笑いをとれたらベスト」との指示がありましたので、最近あった失敗話をしましたが、スベりました。ですが、ちゃんと笑いをとれていた人はいなかったのでセーフとしときます。
その日の夜は懇親会がありました。事前には知らされておらず、当日急にやると先生が言いましたがその日の夜は予定があったのでぼくは参加できませんでした。事前に連絡しておいて欲しかったです。いきなり出遅れましたが3000円の支出をセーブしたと前向きに考えました。

二日目は、引き続きクラスの団結力を深めたり社会人としてのコミュニケーション方法を学ぶためのゲーム形式の授業をやりました。詳しい内容は省略しますが、これが思いの外楽しかった。クラス対抗の競技なんかもあって、円陣とか組んだりして早くもクラスみんなの心が一つになったような錯覚を覚えました。
この日の終わりにはクラス全員の顔と名前を覚え、もっと前から知り合いだったかのような雰囲気のできあがりです。
なるほど、よく考えられた研修内容だと感心しました。
ただ、各ゲームの後に必ず「どんな学びを得たか」ということをみんなと意見しあって発表するのですが、この時間はあまり楽しく感じられませんでした。「求められている答えを言う」ことしかできない雰囲気がそこにはあります。

毎日朝持ち回りで一人が3分スピーチをすることになっているのですが、三日目の朝、ある同期新入社員が早速、「そろそろお互いのいい所、悪い所が見えてきたと思います。多様性を尊重し、いい所を伸ばし合いましょう。」としゃべりました。
見えてくるの早過ぎるやろ!というツッコミはどこからも飛んではきませんでした。
お互いのことをちゃんと理解すためには、慎重に時間をかけてコミュニケーションをしていく必要があります。少なくともぼくはそうです。

なんかやる気が無い人の感想みたいになっていますが、ぼくとしては積極的に参加し、そこからできるだけ多くを学ぶという姿勢は持とうと心がけています。それに、楽しさや充実感も感じられる部分もあります。ただなんとなく違和感を感じる部分もあるということなのですが、そういうことは会社では言えません(笑)

話は変わって、グループ研修の最終日に各クラスごとにプレゼンを行います。その大まかな内容は、「自社とある企業とで事業協力を行い、どこかの国で新規ビジネスを展開する。どこの国でどんなビジネスをやる?」というものです。これについてクラス全体で発表に向けてグループワークをやっていくわけなのですが、「どこの国でやるか」についての議論からやろうという流れになりました。
とここで個人的問題が発生。
ぼく、世界の国々のこと、全然知らなかったんです(笑)
アフリカとか、中東とか、南米とか、今までほとんど関心がありませんで、文化背景とかみんな当たり前のように知ってるものとして話を進めるんで議論についていけませんでした。

こういう状況になってようやく、「グローバル視点」がないのやべぇなって思いました。
ぼくはただただ、面白くてカッコよくて人の役に立つか人を楽しませるモノを作りたい(できたら日本で)みたいな動機で会社に入ったので、グローバル的な視点が今までなかったんですよ。
しかしご承知の通り今では日本だけを相手にするビジネスなんてものはパイが限られてるわけでして、特に今回のプレゼンみたいに海外で新しいビジネスやろうぜって話になったら海外のこと知りませんみたいなのって論外っぽいじゃないですか。

だからこれからは、今海外でどんなことが起きてるんだろうかとか少しは知ろうとしていこうと思いました。
このことがぼくが三日間の研修で得た一番の気付きです。
(だけど研修の目的としてはなんかズレてると思うので、日報には全然違うこと書いてます。)

そうそう、関係ないけど、会社のえらい人の話はやっぱえらくなっただけあって聞く価値あるなぁって実際思いました。しっかり復習しとこうと思います。
月曜日からまた頑張ろう。そしてまた週明けクラスの飲み会あるらしい。どんだけ飲むねん。