FC2ブログ

2013年03月

「AとBは似ている」と言ってはいけない理由

「この曲のこの部分ってあの曲のあの部分に似てるよね。」

と、知人に向かって特に何も考えずいつものように言ったら、注意されました。

「あんまりそういうこと言わないほうがいいよ。誰も得しないから。」

ぼくにとって、それは思いもよらない指摘でした。なぜぼくの発言がいけなかったか。彼女の見解はこうです。

「この曲が大好きな人や、この曲を作った人達の立場になって考えてみて。自分にとって思い入れのあるモノに対して、心ない人にそれとは全く関係のないモノに似てるなんて言われたら、どう思う?」

これには、ハッとさせられました。ぼくには、モノを作る人とそれを心から好きな人の気持ちが全くわかっていなかったのです。モノづくりに携わろうという人がこれではいけないな、と思い知らされました。

思い返してみると、ぼくは音楽だけでなく、様々なモノに対して「これとあれは似ている」と思い、それを口にする癖があることに気付きました。これは、ぼくの思考プロセスの癖です。複数のモノから共通点を探し出し、一般化する、「理系脳」なのでしょう。
一般化するというプロセス自体は悪いことではなく、様々な場面で必要になることでしょう。しかし、それを安易に口に出してしまうことは、複数のモノの一つ一つの個性や価値を見出せていないということを意味するのだと思います。また、信念をもって何かを生み出すというアウトプットが不足していることも意味していますね。

また一つ二つ、自分に不足していることがわかった出来事でした。
他のモノと似ている所を探すよりも、「どこが他と違うのだろう」を探すことが大事ですね。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。