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2012年12月

2012年を振り返って


大晦日を迎えたので、今年を振り返っています。
今年よかったことは、
本来自分に強く根付いていた負けず嫌いの本性を呼び起こしてくれた、「この人に負けたくない」と思える人にたくさん出会えたことだと思います。
新しい環境に身を置いたことで、知らなかった価値観に触れ、今までの人生で1番自分を見つめ直す機会に恵まれました。
それと同時に、新しい環境に身を置いたことで、これまでに出会えた人との繋がりを疎かにしていたことに気付き、それが自分にとってとても大切なものだったと実感しました。

一方、今年やりきれなかったことは、なりたい自分に向けた具体的な行動、これに尽きます。
新しい価値観に感銘を受けて自分のありかたを考えるなんてことは、誰でも普通にやることであって、そこから「実際にやりきる」ということなしには成長はできないはずですよね。
それは、別に人に言えるようなすごいことである必要はないと思います。

だから、来年は小さなことからでもいいから、「やる年」にしたいなと。

今のところ、キーワードは、「人との繋がりの大切さ」と「ものづくり」なのかな。
例えば、身近なところでいうと、研究室の後輩との会話を1.5倍に増やす(どうやって計るねん)とか、実験装置の改良とかかな。
そんなかんじで、やっていきます。

では、良いお年を!
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なぜか最近目に付くようになったもの

最近、ちょっと不思議なことが起きました。

ここではそれが何かは一旦おいといて、
IVSウィンターワークショップっていうのに友人が観客として参加したらしく、その時のトークセッションを録画した下の動画を勧められました。とてもおもしろかったので、もし時間があればぜひこの動画を見て欲しいと思います。
本当は全部は見たほうがそれぞれの人柄が分かっておもしろいんだけど、だいぶ長いので、01:18:00あたりからのやり取りだけでも。



Video streaming by Ustream

詳しくは紹介しないけど、この5人はみんな著名な経営者で、それぞれの道で成功している、「すごい人」のようです。
正直に言うと、ぼくはこの中の誰のことも知りませんでした。
だけど、この5人の中で、ぼくが序盤から圧倒的に心を掴まれた人がいます。

それは、右から2番目の人。
調べたら、孫泰蔵さんという人で、あの孫正義さんの弟らしい。

5人全員がぼくにとってとてもいい話、おもしろい話をしていて、思わず頷きたくなるような話ばかりです。
では、なぜその中で特にこの人に惹かれたのか。
動画を見終わって気付いたのは、他の4人の話からはそれほど伝わってこなかったものがこの人にはあったからです。

それは、「愛」です。

泰蔵さんの話とその伝え方には、愛が満ち溢れています。
もちろん他の4人に愛がないのかというと、決してそんなことはないと思うけど、泰蔵さんだけが始めから終わりまで一人ずば抜けています。
特に、01:18:00あたりの一人の学生の質問に対する答えに、泰蔵さんの「愛」が強く見られました。

「後日、ぜひ二人で会っていろいろ教えていただきたいです。だけど、自分はただの学生です。お忙しい中で、どうすればぼくと一対一の時間をとっていただけますか。」

この質問に対し、それぞれが「こうされたら会いたくなる」「こんな人とは会いたくない」「こいつなかなか分かってるなという人」など、なるほどと思える回答をしていました。
ですが、泰蔵さんはこう回答しました。(正確ではないかもしれません。ぜひ動画を見てください。)

「(他の人が言っていることは)全くおっしゃる通りだと思います。でも、ぼくはそういう考えをやめようと思いました。ぼくが20代前半の頃、何も分からない中で会社を始めた頃に、親身に指導してくれた会計士の先生がおっしゃっていた言葉があるんです。『おれが泰蔵さんぐらいの歳だった頃、全然ダメだった。それに比べれば泰蔵さんは本当にたいしたもんだ。だから、自分がたまたま先に生まれて経験や知識が多いからといって、おれは偉そうにはできない。』その言葉にジーンと来て涙が出てきたんですよ。その時、その先生はちょうど今のぼくぐらいの歳だったんです。ぼくは今、はたしてそういうふうに言えるのかな?ってすごく思うんですね。だから、今の若い子たちが礼儀がなってないとかそういうことも含めて、ぼくは自分が若い時どうだったかとか、彼らが今の自分の歳になった時のポテンシャルとかを考えると、『いいかおまえね、こういうふうなもんなんだぜ』なんていうふうにはできないな。と思うんですね。」

すばらしいよね。なんて器が大きいんでしょう。聞いてる学生達、今の若者に対する愛が伝わってきますね。こんな大人になりたいです。


それはそうと、つい最近本屋で二冊の本を購入しました。普段、本はそれほど多くは読まないのですが、3回ぐらい気になった本は買って読むようにしています。
その二冊の本は、それぞれ全く別の目的で購入しました。
一冊は、製造業におけるイノベーションについて知るため。
もう一冊は、人生を楽しく生きるため。

一冊目の製造業のイノベーションについての本の中には、こう書いてありました。

お客様に製品をずっと使ってもらうためには、機能、品質、性能などの定量化できるものだけではなく、お客様の心を揺さぶるような情緒的な価値が必要になる。それは「愛」である。お客様にとっての「愛機」を生み出すためには、「愛とは何か」について徹底的に考え抜く必要がある。イノベーションと愛は、二つとも論理を超えているという点で共通している。

もう一冊の人生を楽しく生きるための本の中には、こう書いてありました。

「恋」と「愛」の違いがわかりますか?
「恋」とは、「この人のどこが好きなのか?」と聞かれた時に、他人と比較したときの条件で答えるもの。一方の「愛」とは、「この人だから」以外に答えようがない。つまり他の人と比べることを超えたものだ。恋愛を長く、幸せな形で続けようと思ったら、お互いがお互いを認め合える、そんないい関係をつくる努力が必要になる。
すべてを受け入れること。それこそが愛なのだ。


これ、以前ぼくがブログに書いた「私のどんなところが好き?」に書いた内容とドンピシャでかなりビックリしました。「未知の良さ」の正体は、「愛」だったと言えそうです(笑)


さて、上の泰蔵さんの話を含め共通してぼくが強調しているのは「愛」というものです。
不思議なのは、どれも全く違う目的があってこれらのコンテンツを見たにも関わらず、そのすべてから「愛」について知ることになったという点です。

考えた結果行き着いたのは、きっと今のぼくには他者を思いやる「愛」が不足していて、無意識に「愛」とは何かを知るためのアンテナを張っていたからなのではないか、ということです。たぶん、他の人がこれらを見れば、全く違うものを感じたのだと思います。

「世の中は自分が見たいように見える」

この言葉の意味が少しわかったような気がした一週間でした。

とあるメーカーの人事の話

工学系のぼくらの社会に出てからの役割とは一体何でしょうか。

先日、あるメーカーの人事の方から、こんな話を聞きました。

私「どうしてメーカーに入ろうと思ったのですか?」

人「ぼくは、職人である父の影響を受けたのもあってか、就活を始めてモノを作っている会社に惹かれていった。このメーカーの人に話を聞いたり、いろいろ見たりした中で、このメーカーは皆が本当に誇りを持ってものづくりをしているし、間違いなくいいモノを作っていると確信した。だけど、ぼくは文系だから直接的に製品開発や製造に携わる職種につくことはできなかった。じゃあ、自分はどうやってメーカーに貢献することができるか。モノを作ることはできない。だけど、このメーカーの製品の良さや、そこに注がれている情熱を誰よりもうまく伝え、売りこむことができると思った。だからこのメーカーに入った。」

人「ぼくは君たちがうらやましいよ。ぼくはものづくりに直接的に携わることはできないけど、君たち工学系出身者にはそれができるんだから。」


こんな話聞いたら、もうあれですね。

やるっきゃない。


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